消防Q&A集
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なぜ消防車の色は赤なの？ |
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| 正確には赤ではなく朱色です。正確な理由は不明ですが日本が初めて輸入した消防車の色が朱色だったという説が有力なようですが…今は法律でちゃんと決められています。 |
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| 救急車はなぜ白い？ |
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| なぜ白に決まったかははっきりしませんが、救急業務が開始された当時、外国から輸入したものが白だったこと。また白が清潔なイメージであることなどの理由によるものではないかといわれています。また、救急車には赤色の線がありますが、それは消防のイメージが赤だったからや、赤は輸血の色を連想させ血液が途切れないようにと願いを込め赤色の線が一周しているなど、こちらも色々な理由があると言われています。 |
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| 災害出動しているときは何キロくらいで走行しているの？ |
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| 道路交通法では一般道路で緊急時、時速80㎞、高速道路で100㎞を超えない範囲での走行が認められていますが常にその速度で走行している訳ではなく状況に応じた速度で走行しています。 |
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| なぜ赤色灯を点けてサイレンを鳴らしながら走るのですか？ |
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| 道路交通法で緊急の用務のため運転するときは、サイレンを鳴らし、赤色灯を点けなければならないと決められているからです。 |
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| 火の温度は何度くらいありますか？ |
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| 天井が燃え抜けるような最盛期で1,000度以上になるといわれています。 |
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| 防火服は燃えないのですか？ |
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| 燃えにくいように作られてはいますが燃えない訳ではありません。しかし新しい防火服は国際的な性能基準であるISO（国際標準化機構）基準に基づき作られているため火災の熱でもすぐに燃えないような素材を使用しており消防職員を火災から守っています。 |
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| 火災時に着ていく防火服は何度まで耐えることができますか？ |
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| 新しい防火服は3層構造になっていて一番外側がゴアテックス、次に不燃性繊維、内側が難燃性繊維でできていて1200度Ｃの温度で17.5秒まで耐えられることになっていますが、実際はそれを着る人間が高温に耐えられません。 |
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| 防火服の重さはどれくらいあるのですか？ |
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| 約8.5㎏あります。それに空気呼吸器が約7.2㎏、さらに無線機、照明器具などの重さを合計すると約20㎏ほどになると考えられています。 |
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| 空気呼吸器は何分くらい使用することができるのですか？ |
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| 隊員により個人差がありますが、おおよその目安として普通の呼吸状態で30分程度ですが、消防活動中は呼吸が速くなるので～15分程度になります。空気の残量が少なくなると警報が鳴って知らせてくれるようになっています。 |
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| どうして「119」なの？ |
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| 火事や救急など一刻をあらそう電話のため、ダイヤル時間が短い番号として大正15年に「112」が定められました。しかしかけ間違いなどが多くあったため、昭和2年から現在の「119」になりました。119をダイヤルすると戻る時間が長くなるため、その間に心を落ち着かせることができると言われましたがプッシュ電話の今となってはあまり関係がないですね。 |
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| 救急車を呼ぶときにサイレンを鳴らさないで来てもらうことはできますか？ |
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| サイレンを鳴らさないで現場に向かうことは出来ませんが家の近くまで来た時点で停止することはできます。 |
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| 救急車はなぜ「ピーポー」なの？ |
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| 昔は消防と同じで「ウーウー」でしたが、患者さんの気持ちを和らげたり、まわりの人にもわかるように「ピーポー」になりました。 |
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| 救急救命士とは |
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| 救急救命士とは、救急隊隊員の中でもより専門的な研修を受け国家試験に合格しさらに病院の医師のもとで実習や訓練を積んだ隊員のことです。救急搬送中、医師の指示を受けて高度な救急救命処置を行うことができます。 |
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| 自動体外式除細動器(AED)とは |
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| 心臓が小刻みに震え痙攣し心臓から血液が送り出せなくなる状態、いわゆる心室細動に対して電気ショックを与え正常な動きに回復させるものです。 |
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| 災害が無い時はどのようなことをしているのですか？ |
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| 災害に備えての訓練、パトロール、消火栓等の点検、店舗や工場等の検査や指導等、様々な業務を行っています。 |
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| 消防署は見学できるの？ |
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| はいできます。消防車に乗れたり隊員さんの訓練の様子を見れたりと消防署でしかできない体験がたくさんできます。見学を希望したい場合は事前に消防署に問い合わせてください。 |
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| 出動中に道路が渋滞していたらどうするの？ |
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| サイレンを鳴らしたりマイクを使って道路の端に寄るように一般の車に注意を促すなどして道を開けてもらいます。皆さんの協力が必要です。 |
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| はしご車が届かない高い所の火事はどうするの？ |
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| 東部消防本部にあるはしご車は約35メートルまでしかとどきません。でも大丈夫。そんなときでも火事の時にも動かすことのできる消防隊専用のエレベーターや建物についている消火用の設備を使って火を消します。 |
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| 消防車が入れない狭い場所の火事はどうするの？ |
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| 消防車の通れない狭い場所はたくさんあります。そんなときはホースを何本もつないだまま乗せているホースカーというものでホースを伸ばして水を送り火を消します。 |
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| 一度に多くの場所で火事が起きたらどうするの？ |
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| 東部消防本部には本部の他に1つの消防署と2つの分署があります。多くの場所で火事があったときは残っている消防車と隊員が出動します。それでも足りない場合は自宅にいる職員や近隣の消防本部に応援を頼みます。 |
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| 女性の消防士もいるの？ |
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| 日本で初めて女性消防士が誕生したのは昭和44年2月神奈川県川崎市においてです。久留米広域消防本部では平成10年4月に初めて女性消防士が誕生しました。東部消防本部では平成12年4月に初めて女性消防士が誕生しました。 女性消防士も男性同様、救急隊員や消防隊員で現場活動をおこなったり消防署の事務をおこなっています。 |
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| レスキュー隊ってどんな人たちなの？ |
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| 火災で逃げ遅れた人や交通事故で車に閉じこめられた人、おぼれた人などを安全な場所に助け出す仕事です。とても危険な仕事なので毎日の訓練は欠かせません。 |
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| この仕事をやっててよかったこと、うれしいと思った時はどんな時？ |
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| 火災から人命や建物などの財産を守ったりまた事故や急病で人の命を助けるという重大な仕事のため無事に病院に搬送できた時はホッとします。 |
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| 消防士はどんなトレーニングをしているの？ |
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| 大規模な建物火災、山火事等は長時間活動になります。長時間の活動に耐えるためのトレーニング、ウエイトトレーニング、それにいろんなスポーツを通して体力を養っています。 |
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| 天ぷら鍋から出火したらどうすればいいの？ |
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| まず水をかけないこと。天井などに火がついてなかったら落ち着いて鍋に合う大きなふたをかぶせたり水で濡らして固く絞った布をかぶせたりして空気を絶ちましょう。しかしこのようなことがないように天ぷらを揚げているときは絶対にその場を離れないようにしてくださいね。 |
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